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看護師の履歴書の書き方は?基本ルールや志望動機を書くコツを解説!

 面接を受けるとなるとどのような仕事でも履歴書の提出が必須ですが、 看護師の募集に応募する場合、履歴書はどのように書くのがベストなのでしょうか。

 書き方によっては採用の結果を大きく左右することになるため、きちんとした履歴書を作成することが大切です。 今回は、看護師の応募において少しでも採用率の高くなるような履歴書の書き方について解説していきます。



 

そもそも履歴書はなぜ必要なの?

 履歴書には名前や住所などの基本情報の他に、学歴や職歴、持っている資格など応募者がそれまで歩んできた過程が記されることになります。 企業の採用担当者はそこに記された情報を整理・検討しながら合否の結果を出しています。

 履歴書とは言わば募集している職種と応募者の条件が合っているか確認するためのものといえるでしょう。 履歴書は採用担当者に与える印象に大きな影響を及ぼします。

 たとえ応募者が高いスキルや実績を持ち合わせていたとしても、履歴書がきちんと作成できていなかった場合は不採用になる可能性も十分考えられるので、 その書き方にはくれぐれも注意しながら作成しなければなりません。

 

看護師の履歴書を書くときに意識したいこと

 仕事の応募において、履歴書の書き方が採用の結果に大きな影響を及ぼすことが分かりました。 では看護師の履歴書を作成するとなるとどんなことに気をつけておく必要があるのでしょうか。

 ここでは、看護師の履歴書を書くときに意識したいポイントを説明していきます。

 

1.できれば手書きで書く

 履歴書はパソコンで作成することも可能ではありますが、少しでも採用率を上げたいと考えるならば、なるべく手書きで作成するようにしましょう。 パソコンで作成すること自体に問題はありませんが、手書きのほうが熱意が伝わりやすいので担当者にも好まれることが多いです。

 しかし、手書きはパソコンで作成する場合と違って、書き間違いをしまった時にやり直しすることができません。 中には修正テープや修正液を使用する人もいますが、見栄えが悪くなり担当者に与える印象も悪くなってしまうため、間違えてしまった場合は新しい用紙に一から書き直すようにしましょう。

 履歴書作成の際は、書き損じに備えてあらかじめ数枚の履歴書の用紙を用意しておくと安心できるのでおすすめです。

 

2.丁寧に記載する

 いくら高学歴で資格をたくさん持っていたとしても、必ずしも採用されるとは限りません。 選考では履歴書に書かれている内容だけでなく、「丁寧に履歴書を書いているか」という点もチェックされています。

 パソコンは誰が作成してもそこまで見た目に差は生まれませんが、手書きの場合は丁寧に書かないと、 見た目のイメージが悪くなるのはもちろんのこと、何と書いてあるのか分かりづらくなってしまうため読んでもらう相手にも失礼になってしまいます。

 また、文字の様子から性格が判断される可能性も十分考えられます。 これは決して字の上手さが求められるという話ではなく、履歴書のような公共性の高い書類を雑に作成していると性格を疑われかねないということなので、

 読んでもらう人のことを考えながら記入しましょう。たとえ字が得意でなくても、 丁寧に書こうと意識するだけでその気持ちは十分相手にも伝わるので、過度に気にする必要はありません。

 誤字脱字をなくし、欄に文字がきちんとおさまるように記入することにも気を配りましょう。 先に下書きを準備してから清書すると失敗が少なく作成できます。

 

3.空白を作らない

 できるだけ空白を作らないようにすることも大切です。 記載されている内容が少なくて空白が目立つ履歴書を提出すると、見る人によってはやる気がないと思われる可能性もないとは言い切れません。 履歴書には自己PRや志望動機を記入する欄がありますが、アピールできることをしっかり書き込むようにしましょう。

 履歴書で熱意を伝えられる唯一の項目といっても過言ではありません。 その欄に空白が多くあると、本人にそのつもりがなくても、見た目の印象から本気さが伝わらなくなってしまうということは多分にあります。 熱意を確実に届けるためにも、志望動機の欄はしっかりと記入するようにしましょう。

 ただし、ただ字を埋めれば良いというわけではありません。 とりあえず字を埋めておけば良いなどと考えていると文章も雑になる可能性が高く、相手にもその意思が伝わってしまいます。 そうなると逆にイメージの悪化に繋がってしまうので、きちんと相手が納得できるような志望動機を書くようにしましょう。

 フリガナの欄も忘れずに記載することが大切です。 読み方の難易度に関わらず、相手に自分を把握してもらう状況において名前にフリガナを振らないというのは相手に失礼です。 また、いい加減に作成しているように思われる可能性もあるので記入漏れのないように気をつけましょう。

 

看護師の履歴書を書くときの基本的なルール

 履歴書を書くときには基本的なルールが存在します。 その中でも特に守っておかなければならないものがいくつかあり、これを押さえておかなければ社会性を問われてしまうので特に注意が必要です。

 まず、履歴書の中で応募先を示す場合、病院に対しては「貴院」、運営母体の法人に対しては「貴社」と表記するということを頭に入れておいてください。

 また、職歴を書くときは、「入職・退職」または「勤務・退職」と記載するという看護師職独特のルールが存在します。

 学校名、勤め先、資格などは正式名称を書くことも大事です。たとえば、高校というのは省略された呼び方で正しく記入するなら高等学校としなければなりません。 また、県立なのか私立なのかも正式名称に含まれているので忘れないように記入しましょう。

 ハンコを押すときも注意が必要です。朱肉を使わないスタンプ式のハンコがありますが、正式な書類の作成には適していません。 履歴書においても同様なので使わないようにしましょう。

 そして、履歴書は使い回しをせず、応募先ごとに作成しなければなりません。 使い回しすることを見越して日付の欄を記入しないような人を見かけますが、印象を悪くする要因の一つです。 そもそも履歴書は返ってこないことがほとんどなのできちんと記入するようにしましょう。

 

看護師の履歴書を書くときのポイント

 履歴書を作成するうえでは押さえておくべきポイントがいくつかあります。 覚えておくと採用に効果的に働くので確認しておきましょう。この項目では、具体的にどのようなポイントがあるのか解説していきます。

 

1.免許や資格

 看護師の仕事に応募する際の履歴書作成においては、免許・資格の欄が重要になります。

 まず看護師免許、准看護師免許、保健師免許、助産師免許などの資格情報は必ず記載しましょう。 看護師の仕事に就くのはそれらの資格を持っていることが前提となっています。

 そのほかにも、仕事に関係のあるものであれば、国家資格だけでなく民間資格も記入しても構いません。特に医療や福祉に関するものであれば、アピールにも繋がるので積極的に記入しておきましょう。

 逆に、仕事とあまり関係ないような資格は書かないほうが無難です。 「〇〇検定3級」といったようなものであれば省略してしまって構いません。

 一方で運転免許は多くの人が持っていますが、応募先が往診のあるクリニックや訪問看護ステーションの場合、採用結果に影響が出るかもしれないので積極的に記載しておきましょう。

 免許や資格は、取得年月の古い順に書くことも大切です。証書に書かれている年月の古いものから記載するように心掛けましょう。

 

2.自己PR

 自己PRは仕事に生かせる内容を記入することを意識しましょう。

 特技や趣味を絡めてPRすることもできますが、単に特技・趣味を伝えるだけではアピールになりません。 特技を記入するのであれば、「小さな頃から真面目に取り組んできた」「くじけそうなこともあったが、諦めないで習得に励んだ」など、 看護師にふさわしいと思わせるようなエピソードを織り交ぜてアピールすると効果的です。

 どのようにPRすれば良いのかわからないという人は、持ち前の性格を前面にアピールすると良いでしょう。 コミュニケーション能力や明るさなども立派な能力です。看護師の現場でも必ず役に立つので、臆することなく自分をPRしましょう。

 看護師としてどのようなことを大切にしているのか伝えるのも効果的です。 「患者のことを第一に考えたうえで仕事に取り組むことが大事だと思っている」などと記入すれば、 仕事に取り組む姿勢などを窺い知ることができるので、担当者にも好印象を与えることができるでしょう。

 さらには、マネジメント経験も十分評価の対象となり得ます。採用結果にも優位に働くのでしっかり自己PRに盛り込むようにしましょう。

 

3.志望動機・退職理由

 先ほども軽く述べましたが、志望動機は特に重要な部分です。

 担当者は一番の判断材料にしているといっても過言ではないので熱意がしっかり伝わるような内容にしなければなりません。 たとえば、他の病院や施設にも共通するようなありふれた志望動機では相手の心を打つのは難しいです。

 また、「家から近い」「待遇面が良かったから」などという理由も熱意を伝えるという意味では好ましくありません。 ホームページなどでその病院のことをよく調べるなどして、その病院や施設でなければならない特別な理由を伝えることが大事です。

 「貴院は〇〇の症状に詳しく、高い実務経験が積めると思ったから」というような、自分自身のキャリアプランについて触れながら記載すると好印象を持たれやすくなるでしょう。

 前職の退職理由を記載するときは、文句や愚痴などネガティブな内容は書かないように心掛けてください。 「さらなるステップアップを図りたかったから」というような前向きな理由にすれば、熱意を伝える意味でも効果的です。 退職理由は面接でも質問されやすいため、深掘りされることをあらかじめ想定して書きましょう。

 志望動機の書き方については、受かる志望動機の書き方で詳しく解説していますので、 こちらも参照してください。

 

4.その他の特記事項

 その他の特記事項には、主に自分が相手に希望することを記載します。 入職時期や勤務時間など希望要項は人それぞれですが、いずれにしてもただ一歩的に希望を押し付けるようにならないよう配慮しなければなりません。

 まず、複数の雇用形態の募集があるなら自分の望む雇用形態をはっきり記載しておきましょう。 ここは過度な遠慮は無用です。出勤日数や休日などの希望についても記載しておいて問題ありません。 希望する診療科がある場合は、理由も添えて書くようにしましょう。

 待遇や給与についての希望は、デリケートな話でもあるので文字にすると高圧的に思われるかもしれません。 角が立たないよう履歴書に記載するのではなく、面接で伝えるのが好ましいです。

 特に希望がない場合は「特になし」と記載しても構いません。

 

看護師の履歴書に志望動機を書くときのコツ

 看護師の志望動機は、診療科や病院の特徴によって採用に有利な書き方が違ってきます。 ここで、看護師の履歴書で志望動機を書くときのコツを紹介しましょう。

 

1.専門性の高い病院や施設に応募する場合

 病院にはそれぞれ得意な診療分野があります。 場合によっては県外の患者を抱えるような有名病院に応募することもあるでしょう。 そのようなケースにおいては「〇〇の患者さんが多く、たくさんの実績がある点に惹かれました」というように専門性が高いことに触れるのが効果的です。

 「以前働いていた病院は幅広い症例を手掛けることができましたが、一つの分野について詳しく学ぶことができなかったので貴院でそれを実現したいです」

 などと自分の経験を交えて伝えるのも好印象を持たれやすいです。

 やる気を示すという意味では、その病院の方針と自分自身の希望がマッチしていることをアピールすると良いでしょう。 病院にはそれぞれの考え方がありますが、考え方の違いで辞めてしまう看護師も少なくありません。 考え方が同じであるということをアピールすれば、自ずと熱意も伝わりやすくなるでしょう。

 また、具体的なキャリアプランを伝えるのも大切です。 キャリアプランがあるということは、長く働く意思があるということもアピールできるので採用率も高くなるでしょう。

 

2.助産師として産科や助産院に応募する場合

 産科や助産院に応募する場合は、助産師としての専門性を高めたいことを伝えましょう。

「前職では総合病院で勤務していましたが、助産師としてのキャリアが詰めなかったので、貴院で働きながらじっくり学んでいきたいです」

 などというように記載すると熱意も伝わりやすくなります。

 具体的にどのように専門性を高めていくつもりなのかを添えて書いておくとより明確になり、確実に思いを伝えることができます。 「仕事を通して経験を積みながら、自分自身でも勉強を重ねていきたいです」というように、自主性をアピールすることを意識すると良いでしょう。

 他の産科や助産院ではなく、応募先でなければならない理由を添えるのも大切です。

 「貴院は多くの妊婦の方が通っており、診療の評判も高いので、助産師のキャリアを積むのに最も適していると思いました」

などというように記載すれば、応募先の病院に対する特別な思いを伝えることができるでしょう。

 

3.訪問看護ステーションに応募する場合

 訪問看護ステーションに応募する場合は、在宅介護や在宅医療と自分自身のつながりや、興味をもった理由を説明するのが効果的です。

 「前職では〇〇科に勤めており、高齢者を看る機会もありましたが、一人ひとりとじっくり向き合って看護することはできませんでした。仕事を続けていくうちに、高齢者の看護にはより多くの時間を費やす必要があると考えるようになり、次第に介護の世界に興味を持つようになりました」

 といった感じで、介護に関心を持つようになった経緯を説明しましょう。

 訪問看護ステーションの役割や将来性について触れることも大切です。 少子高齢化も進む中、介護の仕事は楽しいことばかりではありません。 そのため、なぜ訪問看護ステーションを選ぶのかということは採用の人が一番注目していることといえます。

 現場で働く人が納得できるような理由を記載し、熱意を伝えるようにしましょう。

 高齢者とのかかわりの中で、自分自身の能力をどのように生かせるのか伝えるのも有効です。 「高齢者との交流が得意」などと記載するだけでも十分なアピールになるでしょう。

 

4.中小規模の病院や開業医に応募する場合

 大きな病院ではなく、街の小さな病院や開業医に応募する場合は、まず小さな病院でなければならない理由を伝えるようにしましょう。 そのうえで、なぜその病院を選んだのか具体的に記載するという流れで書くと、相手にも理解してもらいやすいです。

 「前職は〇〇科に勤めていましたが、〇〇について専門的な知識が身につく一方で、看護師としての基本的なスキルを身につけられませんでした。貴院は一般外来診療も行なっており、幅広い症例を手掛けることができるため、基本を一から学べるのではないかと思い応募に至りました」

 というように、看護師としてその病院でどのような仕事をしていきたいかというビジョンを伝えることを意識しておきましょう。

 

5.美容外科や美容皮膚科に応募する場合

 美容外科や美容皮膚科などの美容クリニックに応募する場合は、美容分野に対する自分自身の思いを伝えるのがいいでしょう。

「前職でも疾患治療という観点で携わっていましたが、仕事を続けていくうちに多くの人が美容に対して高い意識を持っていることに気づきました。 これからさらに美容クリニックの需要が高まることを感じ、次第にもっと美容を専門的に学びたいと思うようになりました」

 と記載すれば、熱意はもちろん、美容分野の将来性や方向性を理解していることを伝えることもできるでしょう。

 「美容外科は前職の病院にはない特有の技術や知識が必要になるので、医療に関する知識だけでなく、お客様に対しての対応など総合的なスキルを身に着けようと思っています」

 などと示しながら、違う分野にも順応していく意思や、やる気の高さを伝えることも大切です。

 

看護師の履歴書にありがちな失敗は?

 看護師の履歴書にありがちな失敗として、 志望動機が「その病院を志望した理由」ではなく「看護師を志望した理由」になってしまっていることが挙げられます。

 先にも述べているように、志望動機で大切なのはその病院でなければならない特別な理由を書くことなので気をつけましょう。

 次に職歴の欄ですが、短期間で辞めた仕事を省略してはなりません。 書かなかったらバレるからです。

 社会保険の加入履歴などがあると、省略したことが相手に分かってしまいますが、そうなると内定が取り消される可能性が出てきます。 自分ではさほど重要でない職歴だったとしても履歴書にはすべての経歴をきちんと記載するようにしましょう。

 顔写真にも気を配りましょう。 履歴書にスナップ写真を使うのは一般常識の範疇から外れています。 どんなキャリアを持っていてもそれだけで落とされる可能性が高くなるので、「3カ月以内の撮影された証明写真」を貼るようにしましょう。

 

履歴書を書き終えた後でやるといいこと

 ここで、履歴書を書き終えた後にやっておくといいことを紹介します。 失敗を防ぐだけでなく、面接時に役に立つこともあるので確認しておきましょう。

 

1.しっかり見直しをする

 まず、書き終えたあとは必ず見直しをしましょう。 誤字脱字があると相手に正しく情報を伝えられないうえ、あまりにも誤字脱字が多いようだと性格を疑問視されるかもしれません。 封筒に入れてしまうと確認できなくなるので、書き終えたらまず見直しをすることを徹底しましょう。

 特に注意が必要なのは、年月などの数字の記入です。 数字は間違いが出やすいので、免許や資格の証書などと照らし合わせながら見直すことが大切です。

 見直しのコツとして、自分以外の誰かにチェックしてもらうことが挙げられます。第三者に確認してもらうことで、自分では気づけなかった誤りも発見しやすくなります。

 

2.コピーをとる

 面接では履歴書をもとに質問がおこなわれることになります。 面接官がその場で履歴書を参照することも少なくありません。 特に、複数の病院や施設に履歴書を出していると、どのような内容を記載したのか分からなくなってしまうでしょう。

 提出前に履歴書のコピーをとっておくことで、面接前に内容を確認できて便利です。 面接時に滑らかに喋れるようにするためにも、履歴書の内容はなるべく頭に入れておくようにしましょう。

 

看護師としての能力をアピールできる履歴書を作成しよう

 看護師の履歴書を作成するときは、さまざまなポイントを意識しなければなりません。 基本的なルールや書き方は決まっているため、それをしっかり盛り込みながら作成することが大切です。

 重要なポイントを押さえながら、看護師としての能力をアピールすることができれば、きっと相手にも好印象を与えることができるでしょう。

 

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