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【看護師】高収入?夜勤専従の意外な落とし穴

 「夜勤は夜勤手当がついて高収入!」と思ってしまいがちですが、意外な落とし穴があります。 後悔しないために、夜勤専従で応募する前に、どんなメリット・デメリットがあるのかしっかり確認しておきましょう。



 

夜勤専従の働き方

 夜勤専従看護師は、少ない勤務日数で勤務時間全てに夜勤手当が付き、日勤や交代制勤務と比較すると高収入で、夜勤専従を好む人もいます。 そんな夜勤専従看護師の仕事内容や、勤務時間・給料を具体的に紹介します。

 

仕事内容

 夜勤専従看護師は、病棟や老人ホームでの求人が多いです。 患者のバイタル測定・処置・看護記録・トイレや入浴の介助・ナースコール対応・日勤看護師への申し送りなどです。

 日勤の看護師と仕事内容は同じですが、夜勤帯は医師や看護師の人数が少なく、急変患者が出た場合は医師への連絡等迅速な対応が求められます。

 非正規雇用の夜勤専従看護師は、研修や勉強会が免除されたり、 新人教育を任せられることも少ない為、看護の仕事だけに集中できるといった良さがあります。

 

勤務日数・勤務時間

 日本看護協会では、夜勤は月144時間程度が良いと考えており、この基準を採用している病院が多いです。

 144時間は、一般の交代勤務の勤務時間よりも10時間は短くなるようになっています。 この為、夜勤専従者の月の勤務日数は最高でも9日の病院が多いです。

 夜勤専従看護師は、17時前後~9時前後で2時間休憩が主です。 2交代制の病院で夜勤専従看護師の求人が多くなっています。3交代制時の夜勤帯よりも拘束時間が倍長くなります。

 

給料

 日本看護協会の調べによると、夜勤専従者に夜勤手当は付きますが、 夜勤専従について特別な手当を付ける病院は全体の16.5%程度となっています。

 夜勤専従となるのだから、もう少し手当が欲しいと感じる人も多いです。

 夜勤専従看護師は、夜勤1日あたり2.5万~3.5万円が支給されます。 勤務日数が大体3~8日なので、どれくらいの日数を勤務するかによりますが、毎月7.5万~28万円程稼ぐことができます。

 

夜勤専従の雰囲気

 常勤の夜勤時と同じく、夜間帯は看護師の人数が少なく患者の急変が無ければ落ち着いて仕事ができることが多いです。

 また、夜勤専従看護師は、パートやアルバイトといった非正規雇用が多いので、常勤看護師との人間関係に悩むことも少なく、仕事に集中しやすいです。

 

夜勤専従のデメリット

 夜勤専従看護師は、勤務日数が少なく高収入です。 夜勤帯は看護師の人数が少ないので、人間関係に悩むことが少なくメリットを多く感じます。

 しかし、夜勤専従勤務にはデメリットが多いです。どのようなデメリットがあるのか紹介します。

 

勤務日数が少ない

 夜勤専従看護師は、昼夜逆転生活が常態化します。 また、勤務時間が16時間程度と拘束時間が長いです。このことから、体力を非常に消耗しやすい働き方となっています。

 日本看護協会でも、夜勤専従看護師の負担を減らす為に月9日の勤務が推奨されています。 また、バイトで夜勤専従看護師をしている人も多いので、月8日よりも勤務日数が少なくなることがあります。

 勤務日数が少ないと貰える給料が減り、生活に苦しむケースも出てきます。

 シフト制で勤務日数が変動しやすい夜勤専従看護師への転職が自分の求める収入に合っているのか考える必要があります。

 

昼夜逆転が常態化する

 夜勤専従看護師は、交代制の勤務の看護師と異なり、夜勤明け休みで生活時間を調整することなく、 昼夜逆転生活のまま次の勤務日を迎えます

 勤務日数によりますが、昼夜逆転生活が月に9回もあると元の生活時間に戻すことが難しくなります。

 夜勤専従看護師は、いくつかの病院を掛け持ちすることがあります。

 夜勤専従看護師を募集する病院では、正社員看護師が何かを理由に夜勤に入ることができません。 この為、夜勤に多く入ることが求められることが多いようです。

 夜勤専従看護師は、自分が想定していた以上に夜勤の日数が増え、昼夜逆転生活が常態化しがちです。

 

非正規雇用が多い

 夜勤専従看護師の求人は、パート・アルバイトといった非正規雇用が非常に多いです。 この為、正社員と比較すると待遇が良くありません。賞与や昇進は期待できないでしょう。

 また、非正規雇用の為、正社員との格差に悩むこともあります。 正社員看護師から見下されることも多少あるようです。

 非正規雇用は、正規雇用と比較すると病院経営が悪化した場合等に職を失うリスクが高いです。 さらに、働き方改革で夜勤専従者の勤務時間の見直しも行われています。夜勤専従看護師の需要が低くなることも視野に入れておきましょう。

 

体調を崩しやすい

 夜勤専従看護師は、2交代制勤務の夜勤時間を任されるので、16時間程度職場に拘束されます。 通常の勤務であれば、8時間ですので夜勤専従は2倍の時間を働くことになります。

 また、この働き方が週に2日ほど入ることが多いです。この為、疲れを取りきることができずに次の出勤日を迎えます。

 夜勤専従看護師は、急な休みを取ることが難しく疲れが溜まっていても出勤をしなければならないことがあります。 このような経緯で体調を崩す看護師が多いのが夜勤専従看護師です。

 

正社員として働く方が給料が良い

 夜勤専従看護師は、勤務日数に対して給料は高いです。 しかし、ほとんどが非正規雇用の為、賞与が出ない職場が多いです。

 また、非正規雇用は看護部長や副看護部長・師長といった役職が付きません。この為、役職手当が貰えません。

 勤務日数に対して給料は高い夜勤専従看護師ですが、正社員として働いた方が何年か後には昇進し給料がよくなります。 さらに、正社員として病棟で働くと夜勤専従でないので体調を崩しにくく労働環境が整っています。

 定年まで看護師として働きたいと考えるなら夜勤専従看護師はお勧めできません。

 

家族や友人と時間が合わない

 夜勤専従の為、日中に時間を確保しやすいように思われますが、日中の時間で夜勤に備えて休息を取らなければなりません。

 この為、朝起きて昼間に活動し夜に寝て過ごす家族や友人と時間を合わすためには自分の休息時間を削ることになります。

 さらに、夜勤専従看護師は、土日も出勤となることが多いので、家族や友人が休みの日に出勤ということになりがちです。

 月に3回や4回の勤務日数であれば、家族や友人との時間に合わせることが容易ですが、 勤務日数が多くなると時間を合わせることが難しくすれ違いの生活になります。"

 

長く働くことが難しい

 病棟で働く看護師の多くは、20~30代の体力のある看護師です。 その若く体力のある看護師でも3交代制が一般的で、夜勤も月に4回ほどです。

 夜勤専従看護師が、常勤看護師同等の収入を得ようとすると、夜勤が月8日になります

 夜勤の回数が多くなると、離職率が上がります。やはり、体力を消耗することが理由です。 この為、20代や30代で体力がある間は良いですが、夜勤専従看護師として長く働くことは難しいのが現状です。

 

夜勤専従のメリット

 非正規雇用の多い夜勤専従で正社員の看護師以上に稼ごうとするとデメリットが多いです。 一方で、アルバイト感覚と割り切るとメリットが見えてきます。ここでは、夜勤専従看護師として働くメリットを紹介します。

 

勤務時間あたりの給料が高い

 夜勤専従看護師の最大のメリットは、勤務時間あたりの給料が高いことです。

 1日2.5万~3.5万円の給料で、月8日勤務すれば20万~28万円稼ぐことができます。 日勤のみの看護師は月20日程度働いて20万~25万円の給料ですので、夜勤専従看護師は日勤看護師の半分以下の勤務日数で多くの給料を貰うことができます。

 ただし、体調を崩しやすいことや賞与や昇進が期待できないといったデメリットがありますので、 夜勤専従でずっと働くことは難しいです。

 

プライベートの時間が多め

 夜勤専従看護師の求人のほとんどが、月4日~8日勤務です。 一般的な社会人は月20日勤務なので、比較すると勤務日数が半分以下となります。

 休みが多いので、プライベートの時間を確保でき、旅行や趣味を楽しむことができます。

 看護師としての働き方を見直し今後についてゆっくりと考えたいけれど、 ブランクを空けたくないという時に次の就職までの繋ぎとして夜勤専従看護師で働くことはプライベートの時間を確保でき、良いかもしれません。

 

副業ができる

 夜勤専従看護師の求人はほとんどが非正規雇用の為、「副業」ができることが多いです。 勤務日数が4日~8日となっていますので、休みの日は他の仕事をすることができます。

 趣味や旅行を題材としたブログによる公告収入や、日常生活をvlogとしてYouTubeに投稿することや、webライター等在宅で副業をすることが人気です。 隙間時間で確実に収入を得られるのであれば、夜勤の日数を減らして働くことも可能で体調も崩しにくくなります。

 

どんな人に向いている?

 夜勤専従看護師のデメリットやメリットを紹介してきましたが、夜勤専従看護師はどのような人に向いている働き方なのでしょうか。 夜勤専従看護師が向いている人の具体例を挙げて紹介します。

 

家庭での時間を優先したい主婦や主夫

 月2~3回程度の勤務でも5万~10.5万円の収入を得られます。 この為、日勤のみで午前パートをするよりも少ない勤務日数で多く稼ぐことができます。

 非正規雇用夜勤専従看護師は、正社員の看護師と比較すると任される仕事や責任が少ないので、 家庭に何かあった場合は仕事を辞めやすいこともメリットになります。

 体に無理のない程度で夜勤をし、収入を得られるので、 仕事よりも家庭を優先したいがアルバイト程度の収入は欲しいといった主婦や主夫には夜勤専従看護師が向いています。

 

看護師の仕事以外に収入源がある人

 少ない勤務日で高収入の夜勤専従看護師は、効率の良い稼ぎ方です。

 非正規雇用の夜勤専従看護師なので、収入源と考えるには不十分ですが、看護師以外の仕事が収入源となっており、 その収入にもう少しプラスしたいと考える人には夜勤専従看護師が向いています。

 また、夜勤専従看護師として働くことができると、ブランクを空けることがないので、 技術面も維持することが可能で、看護師として正社員で働きたいと感じた時に復帰しやすいのも魅力の一つです。

 

夜勤のほうが好きな人

 正社員として働くと、切っても切れないのが職場の人間関係です。

 夜勤専従看護師が働く夜勤帯は、一緒に勤務する看護師の数が少ないです。 この為ほど良く人との距離を保つことができます。人間関係に疲れてしまった看護師には人との距離を取りやすい夜勤帯での仕事は向いています。

 昼夜逆転生活の方が自分に合っていると感じる人や、夜勤後の解放感が好きで夜勤の方が好きという人もいます。 また、夜勤は自分のペースで仕事できると感じることがあります。このように夜勤が好きという人には夜勤専従看護師がお勧めです。

 

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