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【看護師】今、転職すべき?失敗を防ぐ確認ポイント

 看護師として今の職場に不満がある場合でも、実際に転職に踏み切るかどうかを判断するのは非常に難しい問題です。 転職にまつわる悩みを抱えているなら、看護師が転職すべきかどうか判断するポイントを把握しておきましょう。

 この記事では、今が適切な転職時期かどうかを見極めるポイントや、転職に失敗しないために確認すべきことなどについて解説していきます。



 

転職を考えるきっかけとなった悩みとは?

 看護師は悩みやストレスが多いといわれる職業です。ここでは、多くの看護師が抱える3つの悩みについて紹介します。

 

1.劣悪な人間関係

 看護師が働いている職場によっては、人間関係が劣悪である場合があります。

 たとえば、先輩や上司の指導やしかり方がきつく、度を越えるようなものであれば、日々のストレスが蓄積されていく恐れがあるでしょう。 また、人間関係が円滑でない職場では、あいさつをしても無視されたり、自分にだけ必要な指示や申し送りがこなかったりするなどのケースもあります。

 このような職場環境では、業務に支障が出る場合さえあります。

 仕事であるため、職場で上司や同僚と必要以上に仲良くする必要はありません。 しかし、人間関係の問題で仕事に支障が出るようでは、患者さんに迷惑がかかってしまいます。

 それだけでなく、自分のモチベーションを保つのが難しくなるという問題にもつながります。

 看護師として働く人にとって、劣悪な人間関係は最も深刻な悩みです。 そのため、人間関係が円滑でないことが転職を考える直接的なきっかけになることは非常に多いといえます。

 

2.仕事がきつく休みが取れない

 看護師の仕事は、体力的にも精神的にもきつい仕事です。

 また、看護師が行う業務は看護のほかにも、後片付けや書類作成・整理なども含まれます。 そのため、時間内にすべての業務が終わらなければ残業をすることになり、時間通りに帰宅できないというケースはよく聞かれます。

 加えて、少人数で業務にあたらざるをえない病院も多く、一般的にシフト制を導入していることから、 シフトによっては十分な休息が取れないこともあるのが実情です。

 職場によっては、体調を少々崩した程度では、「ほかの看護師に迷惑がかかる」という理由から休日が取れない場合もあります。 しかし、看護師の仕事は患者の命に直結した仕事なので、最低限の休息を取ることは必要です。

 

3.仕事に対して給料が安すぎる

 一般的に、ほかの仕事と比較すると、看護師の給料は高いというイメージが持たれています。 しかし、看護師の給料の内訳に着目すると、夜勤や時間外などの手当てがその多くを占めていることが分かります。

 加えて、病院によっては、「残業をしているにもかかわらず、残業代が少ない」や「研修などが業務時間外に行われることが多い」 などのことが慢性的に行われているケースもあるのです。

 さらに、看護師の場合は長期間勤めているにもかかわらず給料がなかなか上がらないという問題もあります。 そのため、仕事内容はハードなものであるのに、それが給料に反映されていないと感じている看護師は少なくありません。

 また、プリセプターなどになると、業務時間外に仕事をしなければならないこともあります。

 看護師として3~4年程度勤めると、プリセプターに任命される場合があります。 プリセプター制度があることによって、新人看護師は先輩看護師からマンツーマンで指導が受けられるという点は大きなメリットです。

 ただ、プリセプターになると、通常業務の時間外に指導計画や評価などを行わなければならない場合もあります。 病院側が看護師に対して適切なサポートをおこなっていないために、プリセプターになることに対して負担を感じる看護師が多いのが現実です。

 

今が本当に転職するときなのか見極めるポイント

 転職をしたほうが良いのかどうかという問題で悩んでいる看護師は少なくありません。 ただ、「転職をしたい」という思いはあっても、今が転職の適切なタイミングなのかを見極めるのは非常に難しいことです。

 ここからは、現状を整理して、本当に転職が必要かどうかを見極めるためのポイントについて紹介していきます。

 

1.笑顔で働いてみて人間関係が変わるか

 人間関係が悪い職場で働いていると、笑顔で業務に携わることが難しくなります。 笑顔があるかどうかは職場の人間関係をそのまま反映していることが多いため、注意が必要です。

 病院で働いている場合、多くの職員と連携しなければならない場面がたくさんあります。 職員同士の連携が上手く取れていないと、最悪の場合には医療事故につながる恐れもあるでしょう。

 そのため、人間関係の悩みを抱えているのであればまずは笑顔で働くことを心がけて、人間関係が改善されるかどうかを確かめてみましょう。 自分が笑顔で業務にあたって状況が改善されるようなら、転職せずに同じ職場で働き続けることも視野に入れることができます。

 もし、状況が変わらないのであれば、今後も職場の人間関係が大きく変わっていくことは期待できないと判断したほうが良いでしょう。

 

2.スキルアップできる環境なのか

 現在の職場がスキルアップできる環境かどうかも、転職を決めるための重要なポイントです。

 たとえば、先輩看護師に聞きたいことも聞けないような環境なら、スキルアップが望めない可能性があるでしょう。

 加えて、患者さんに適切にケアを行うためにも、自分ができないことをそのままにしておくのは良くありません。 上司に相談できず、必要な指導や改善をしてくれない職場環境なら、転職もやむを得ないと判断すべきです。

 また、スキルアップのためには、病院の設備や教育体制が整っていることが欠かせません。 看護師として学びの機会が少ないようなら、転職も視野に入れてみましょう。

 ほかにも、自分に合った病院でなければ、スキルアップが遠のく可能性があります。 各部署では、「できること」と「できないこと」が必ずあります。 現時点で自分が取り組んでいる業務を振り返ってみて、所属部署のままで自身のスキルアップが望めるかどうかをよく考えてみることが大切です。

 

3.ワークライフバランスは取れているか

 看護師の仕事は医療に携わる大切なものです。 しかし、看護師にも自分の人生があります。そのため、ワークライフバランスがとれているかどうかも重要な問題です。

 たとえば、十分な休息が取れない職場で働き続けていると、満足な仕事はできません。 また、小さな子どもがいたり、介護が必要な家族と過ごしていたりする場合など、必要なときに時間が作れる職場であることも働き続けるうえでは大切です。

 そのため、「今の職場ではワークライフバランスが取れていない」や「今後の生活に大きな不安を感じている」などの事情がある場合には、 転職のタイミングが迫っていると理解しておきましょう。

 

転職経験者が陥った失敗例

 専門職である看護師は、引く手あまたで転職先に困らないイメージもあります。 しかし、完全な売り手市場というわけでもありません。

 安易な転職をしてしまうと、今よりも労働環境が劣悪になる恐れもあります。 実際の転職失敗例をしっかりと確認して、自身の転職活動に生かしていきましょう。

 

1.以前の職場より年収が下がった

 年収アップを目標に転職したにもかかわらず、想定していた額よりも年収が下がってしまったという失敗例は実際によくあります。

 まず、病院の経営状況を把握しきれずに転職した場合です。 経営状態は、職員の年収に直接影響する問題です。 経営状態が芳しくない病院に転職してしまうと、給料が下がってしまうのはある意味当然の結果といえるでしょう。

 次に、基本給やボーナス、時間外手当などを詳しく確認しなかったことによって、年収がダウンする場合もあります。 「前に勤めていた病院よりも、たくさんのお給料を払う」などと口約束をしている場合は、特に年収や条件などは細かく確認しておくことが基本です。

 さらに、転職先からの評価が低いときにも、年収は下がります。 具体的には、「経歴が浅い」や「人間関係を理由とした転職を繰り返している」などの事情は、年収に影響する可能性があると心得ておきましょう。

 

2.希望の仕事内容と違った

 スキルアップや自己実現のために転職したのに、目標がかなえられなかったという失敗もしばしばあります。

 まず、希望の科へ配属されなかったケースです。 転職時に希望する診療科に配属されなければ、自分が理想とする業務に携わることすらできない可能性があります。

 そのため、転職活動では病院の特徴や業務内容にもしっかりと目を通しておくことが欠かせません。

 なかには忙しすぎて思うような看護ができない職場もあります。 また、多くの看護師がいい加減な看護を行っている病院もあるのが実情です。

 自分が理想とする看護を実現するために、病院の経営方針やビジョンなどにも目を通しておくと良いでしょう。

 

3.人間関係がより悪くなった

 新しい職場に入ってから人間関係の悪さに気がつくこともあります。

 たとえば、医師や上司が看護師に対して威圧的だった場合などです。 ほかにも、看護師のなかで派閥があったり、先輩後輩の関係が悪く常に暗い雰囲気が漂っていたりする場合も、風通しの良い職場とはいえません。

 転職後にチームの連携が取りづらい職場であると気づくこともあるため、職場の雰囲気などは見学などで事前に把握しておきましょう。

 

転職前に必ず確認しておくべき4点とは

 看護師の転職を成功させるためには、事前の情報収集が何より大切です。 何か1点だけにこだわるのではなく、長い目で見て希望がかなえられる職場であるかどうかを見極めるには、次の4点を確認しましょう。

 

1.福利厚生や離職率

 働きやすい環境かどうかをチェックするにあたっては、離職率福利厚生などに着目してみましょう。

 まず、転職を希望する病院の離職率です。 離職率があまりにも高い病院は、職場環境や条件などが悪い可能性があります。

 次に、ライフスタイルやニーズと照らし合わせて、自分に合った勤務形態を選ぶことはとても重要です。 具体的には、「3交代制なのか2交代制なのか」や「日勤だけなのか」などをしっかりと把握しておくと、無理のない働き方がしやすくなるでしょう。

 また、福利厚生や実際の有給取得日数はどうなっているのかも確認しておきたいポイントです。

 さらに、子育て中の人が転職を視野に入れている場合は、転職先に子持ちの看護師はいるかどうかも確認しておきましょう。 子持ちの看護師が多数活躍している職場であれば、仕事と子育てを両立しやすい可能性が高いといえます。

 

2.職場の雰囲気

 職場の雰囲気を把握するためには、転職活動の間に見学をしてみましょう

 まず、現場で働いている看護師の表情や身なりはどうかという点です。 たとえば、看護師の表情が暗かったり、身なりが清潔でなかったりすると、職場環境が悪い可能性が高いといえます。

 次に、職場は清潔に保たれているかもチェックしましょう。 良い病院かどうかを判断する基準は、建物の規模や築年数だけではありません。 古い病院でも清潔であったり、整理整頓が行き届いていたりする職場であれば、看護も丁寧に行われていると判断できます。

 また、看護師が上司を避けるような動きをしている職場は要注意です。 このような職場では、上司が看護師に対して威圧的な態度を取っているケースも見られます。

 さらに、看護師の年齢層に適度なばらつきがある職場は、 技術面など聞きたいことを聞ける環境があると判断でき、自身のスキルアップにもなるでしょう。

 続いて、患者さんへの対応はどうかという点。 看護師が患者さんに話しかけるときに、言葉遣いや態度が適切なものかを見極めることが重要です。

 

3.研修やフォローアップの有無

 経験のない診療科へ転職するのであれば、それまでの経験がほとんど役に立たない場合もあります。 そのため、研修やフォローアップがあるかどうかも事前にチェックしておきましょう。

 教育制度が整っている職場だと、転職後もスムーズに溶け込むことが可能です。 研修などの体制がなければ、即戦力とみなされて初日から放っておかれる可能性もあります。

 

4.基本給や優遇条件

 収入に関する情報集は、とても重要です。

 たとえば、ボーナスは「基本給×〇カ月分」として計算されます。 そのため、基本給をしっかりと押さえておくことが欠かせません。

 ほかにも、ボーナスや手当が充実しているかどうかも確認しておきましょう。 ボーナスはどこの職場でも支給されるものではありません。 そのため、求人票に「賞与」などの記載がない場合は、ボーナスはもらえないと理解しておく必要があります。

 さらに、労働条件に関する事柄は口約束ではなく、書面を交付してもらうことで後のトラブルを回避できます。 さまざまな条件を提示された場合、口約束で納得するのではなく、書面を交付してもらいましょう。

 

転職を成功させて自分らしく働こう!

 転職の成否は、事前の情報収集が大きく影響します。 また、転職する場合は、理想の職場を具体的にイメージしたうえで、どうしても譲れない条件ははっきりと転職先に伝えることが重要です。

 今回紹介した転職を成功させるためのコツを念頭に置いて、しっかり事前準備をしておけば、満足できる職場へ転職できる確率はアップするでしょう。

 

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