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【訪問看護師】役割と仕事内容|病院との違い

 訪問看護師は今後活躍が期待される、看護師の新しい働き方です。 訪問看護を取り入れる事業者や医療機関は増えていますが、その仕事内容については、 看護師の資格を持っている人や病棟で働いている看護師でも知らない場合があります。

 この記事では、訪問看護師の役割や仕事内容について、メリットやデメリットも含めて解説していきます。



 

訪問看護とは

 一般的な看護師の役割は、病院に来た患者に対して医療的サポートを行うことにありますが、 訪問看護の場合は、自宅療養が必要な人に対して医療ケアはもちろん、生活面でのサポートを行う必要があります。

 訪問看護師は基本的に訪問看護ステーションに所属しており、病院やクリニックには往診しないという勤務スタイルになっています。 とはいえ、あくまで主治医の指示に基づいて処置を行うため、医療行為に関しては病棟での内容と基本的に同じと考えておいて問題ありません。

 

訪問看護で求められるスキル・資格

 訪問看護師として働くためには、看護師や准看護師の資格を有していることが前提となっています。

 そして、訪問看護を実施している訪問看護ステーションや病院に所属しておく必要があります。 訪問看護は基本的に主治医の指示に基づきケアを進めますが、看護師個人による判断が求められるケースも少なくありません。

 主治医の指示なしで的確な状況判断を下すとなると、それなりの経験が必要になってくるので、 看護師としての臨床経験が3年以上あることが条件として求められます。

 さまざまな患者の状態に対応できるように、積極的に仕事に関連する知識や技術を身につける姿勢を持っておくことも必要です。

 

病院での看護と大きく違う点は?

 病院で行う看護と訪問看護とではどのような点が大きく異なるのでしょうか。この段落ではその違いについて解説していきます。

 

1.訪問看護ステーションなど専門の部署に所属する点

 病院に勤める看護師と、訪問看護師との違いは、専門部署に所属するかどうかという点です。 訪問看護にはさまざまな形態があります。代表的なものは、訪問看護ステーションが行う訪問看護です。

 訪問看護ステーションは介護保険法に基づいて定められたもので、保健師または看護師自身が経営しています。

 訪問看護従事者は常勤換算で2.5名配置することが定められており、実際に訪問看護をする際に必要な書類の作成や、介護保険・医療保険関係の手続きなどを行います。

 そのほかによく知られているのが病院や診療所など医療機関が行う訪問看護です。 訪問看護部門があるケースや外来部門が兼任するなどして提供されています。 医療機関に通院する患者に対して提供されるため、かかりつけ医との連携がスムーズに行いやすいといえるでしょう。

 定期巡回・随時対応型訪問介護看護や看護小規模多機能型居宅介護でも要件を満たせば訪問看護を受けることができます。 医療保険や介護保険などの対象外となりますが、民間企業の行う訪問看護サービスもあります。

 いずれも訪問看護を専門とした部署が行っており、訪問看護を行う看護師は、こうした専門部署に所属してサービスを提供します。

 訪問看護を行う看護師は、かかりつけ医の作成した「訪問看護指示書」に基づき、「訪問看護計画書」を作成します。

 要介護認定の状況や看護の目標、問題点や評価、留意点など、具体的な看護の内容を示した書類で、 患者に提示しながらどのようなサービスを提供するかの説明を行い、同意を得る必要があります。

 訪問看護を行う看護師は、医師の同行が必要なく看護師のみで患者宅に向かうことが可能です。 必要に応じて理学療法士、作業療法士らと提携してサービスを提供することもあります。

 サービスを提供した後に作成し、医師に提出するのが「訪問看護報告書」です。 この報告書により、病状の経過や看護時の状況についてかかりつけ医が把握することができます。

 以上のように訪問看護の流れは病棟に勤める看護師とは異なるため、訪問看護のみを専門に行う部署が設けられているのです。

 

2.患者の住んでいるところが職場になる点

 訪問看護師は、病気や障害があり訪問看護が必要と認められた患者が、 居宅で療養するための心身両方においてのサポートを行います。 患者が生活している場所が訪問看護師の職場です

 病院での看護ではさまざまな医療機器を使用することができますが、 訪問看護で使えるのは患者宅にある医療機器と訪問看護師が持参する医療機器のみになります。

 

3.判断力が問われる場面が多い点

 訪問看護では医師をはじめ、理学療法士、作業療法士、保健師らと情報を共有しながらチーム医療が行われます。 しかし、ほとんどの場合、実際に患者宅を訪れるのは看護師1人です。

 医師の同行なしでも看護師がサービスを提供できる点が訪問看護のメリットですが、 それは訪問時に相談する相手がおらず、とっさの判断が看護師にゆだねられているということでもあります。

 起こりうる状況を想定し、個人の判断で動ける部分、医師や上司への相談が必要な部分を正しく理解することが重要です。 緊急時では特に的確な対応をすることが求められます。

 

訪問看護師の役割

 訪問看護師の役割として多くの人が思い浮かべるのは、自宅療養が必要な人に対して病院で行うような医療処置をすることではないでしょうか。 しかし、看護師にはそのほかにも重要な役割がたくさんあります。どのような役割があるのか、ここで詳しく確認しておきましょう。

 

1.安心できる生活のサポート

 訪問看護では症状に対する治療に加え、より健康的な暮らしを実現するために生活面のサポートも行うという重要な役割があります。

 訪問看護では、同じ家庭に何度も足を運ぶことになるため、コミュニケーションを重ねて患者に寄り添った看護を心掛けなければなりません。 患者本人はもちろん、看護や介護を行っている家族の相談に耳を傾け、親身になってアドバイスを行うことで精神的な負担を減らすように努めます。

 

2.チームとしての連携

 訪問看護は、主治医からの指示に基づく医療ケアや医師に対して状況を報告するなど、 職種を越えたコミュニケーションが必要となってきます。

 チーム全員で連携していくことができなければ、看護師の業務を全うすることはできません。 チームとして連携していくためには、いざというときに状況を正しく伝達できるような環境づくりも必要になってきます。

 普段から仕事仲間と密にコミュニケーションをとることを心掛け、些細なことも相談しやすい関係性を築いておくことが大切です。

 理学療法士や作業療法士、言語視聴士と連携して行うものには、日常的な生活動作や機能改善のための訓練や指導、関節拘縮の予防などがあり、 必要に応じてリハビリテーションを行ったり、住宅改修の相談に乗ったりすることもあります。 認知症への対応や事故防止のアドバイス、内服薬の管理など、認知症に対する心身両方への看護も仕事の1つです。

 

3.看護管理の視点

 訪問看護師は看護する立場としての役割に加え、訪問看護ステーションなど所属する組織のスタッフとしての役割も担います。

 自身の看護サービスの品質を向上させることはもちろんのこと、コスト管理やマーケティングといった経営的視点も持っていなければなりません。

 一般的な看護師と違って自分たちが実際に患者の自宅に足を運ばなければならないので、 移動にかかる費用などを計算しながら料金を検討したり、サービスの宣伝や営業をしたりと、さまざまなことを考える場面もあります。

 

訪問看護師の主な仕事内容

 訪問看護には一般的な看護師にはない独自の業務がありますが、具体的にどのような業務があるのでしょうか。 ここで、訪問看護の仕事内容について一通り確認しておきましょう。

 

1.医療処置

 一般の看護とは違うとはいえ、訪問看護でも医療処置は行われます。 主治医の指示に基づき、点滴やカテーテル交換などの治療を実施するなど、病院勤務の看護師と何ら変わらない業務が訪問看護の場合にもあります。

 また、患者が療養生活を送るにあたって疑問を抱くことも少なくないので、相談されたときは適切に答えたり、 注意すべき点をアドバイスしたりしなければなりません。

 さらに、薬が処方されている場合には服薬指導や管理を実施する必要があります。

 また、訪問看護師だからこそ可能な処置として、点滴や床ずれ・創傷の処置、医療機器装着に関する看護、最期の看取りなどの医療処置があります。

 

2.健康状態のチェック

 訪問看護の場合、主治医に帯同することはほとんどありません

 患者の元に行くのは基本的に看護師だけとなり、主治医が患者の状態を直接は確認できないため、 看護師が訪問の際に健康状態に変わりがないかを調べて主治医に報告する必要があります。

 現場に着いたら血圧や体温、脈拍、呼吸などを一通り確認し、患者の健康状態をきちんと把握しておかなければなりません。

 訪問看護師は、栄養・食事摂取、排せつのサポートや、寝たきり・床ずれの予防、全身状態の観察など、日常生活全般における看護を行います。 ケアを行いながら患者の全身状態を観察し、より良い環境で療養が行えるように患者や家族とコミュニケーションをとって進めていきます。

 主治医の指示に基づいた処置をすることが訪問看護の仕事とはいえ、 患者の症状に合わせた観察を行って異変がないか確かめたり、適切なアドバイスを行って患者の身に降りかかる危険を未然に防いだりと、 看護師自身の判断で決めなければならないこともたくさんあります。

 また、主治医がいないときに患者の体調が悪くなることも少なくないので、 しっかりとした知識を持っておくのはもちろん、どのような状況でも冷静かつ臨機応変に対応できる力を身につけておかなければなりません。

 

3.日常生活のサポート

 先ほども触れた通り、訪問看護の業務内容は医療ケアだけに止まりません。 食事や排泄、入浴が難しい患者に介助や指導を実施するなどして生活面でのサポートを行うというのも看護師の重要な仕事となります。

 さらに、患者が希望する場合には髭剃りや着替えといった身だしなみの整理も補助する必要があったり、 睡眠時間がずれていたりして生活バランスが崩れている場合には生活リズムの調整を行ったりと、サポートの内容も非常に幅広くなっています。

 訪問看護となると、自ずと患者は高齢者となることが多くなるので、高齢者の目線に立ったサポートやアドバイスが求められるでしょう。

 

4.リハビリテーション指導

 高齢者の患者の場合、足腰が自由に動かせないというケースが非常に多くなります。 場合によっては入浴や食事など日常生活動作の訓練を手伝ってあげなければならないこともあるでしょう。

 体はずっと動かしていないと関節が自由に動かなくなるので、 自由に身動きがとれない患者にはリハビリを通して機能の回復や維持を行うことが大事になってきます。

 いくら自宅で生活しているとはいえ、転倒や転落による怪我の恐れがないとは言い切れません。 リハビリ指導は訪問看護師の業務に欠かせない重要な要素であるといえるでしょう。

 

5.心理的サポート

 病気が治れば必ず健康的な生活が送れるというわけではありません。 患者が健康的な生活を送るためには、病気の治療だけでなく病気による不安や悩みを解消する必要があります。

 患者が抱える悩みや不安を軽減し、日々笑顔で過ごせるようにすることも訪問看護師の重要な業務のひとつといえるでしょう。 患者と生活目標を設定するなどして、生きがいを持った暮らしの実現をサポートする必要があります。

 中には、患者が病を抱えていることで家族をはじめとする関係者たちの仲がこじれてしまっていることもあるでしょう。 このような問題があると、患者はなかなか生きる希望が持てず、病気も回復しにくくなってしまうかもしれません。

 患者の周辺の人間関係が悪化しているときは、間に入って上手に調整するというのも訪問看護師の仕事です。 患者に対するケアはもちろんですが、家族の人たちが抱えている不満もきちんと相談に乗ることで、 より患者が生活しやすい環境を作ることができるでしょう。

 

6.家族の支援

 病気は患者本人だけでなく、看護や介護を支える家族の人たちにも精神的な負担をかけることになります。 このような負担を解消することも訪問看護の重要な仕事といえるでしょう。

 弱っている患者を目の当たりにすることで、同じように元気がなくなってしまう家族は非常に多くなっています。

 場合によっては日常生活もままならないほど落ち込むような人が出てくることもあるでしょう。 そういうときは、訪問看護師がしっかり支えてあげる必要があります。

 健やかに過ごせるように健康管理を行ったり日常生活での悩みを聞いたりして、 患者の体調以外のことにも気を配らなければなりません。

 同じ悩みを共有できる患者会や家族会がある場合は窓口を伝えるなどして、 家族が抱える負担を可能な限り取り除くようにすることが大切です。

 

7.ターミナルケア

 症状が末期の状態まで進行すると、完治が見込めなくなることもあります。

 そうなった場合は、痛みのコントロールなど、ターミナルケアに切り替えるケースも少なくありません。 症状がなかなか改善されず、看取り体制に向かう際には、治療とは異なる観点で適切な指導やアドバイスを実施する必要があります。

 特に、ターミナルケアでは家族や患者の精神的負担が非常に大きく、現実を受け入れられない人も出てくるでしょう。 ターミナルケアに切り替える際は、これまで以上に家族の心理的サポートを行わなければなりません。

 

8.エンドオブライフケア

 エンドオブライフケアとは、生が終わるまで最善の生き方を支援することを指します。

 一見、ターミナルケアと似たような印象を受けますが、終のすみかを決めたり、食べたいものを食べたりして、 最後まで悔いのない人生を送るために、ターミナルケアでは十分に対応できないのでエンドオブライフケアに切り替えなければなりません。

 患者や家族のQOLを最大限保つために、どのような形を望むのか話し合いを重ねて目標を設定することが大事です。 とはいえ、人それぞれ抱く希望が異なるため、意見の食い違いが出てくることもあるでしょう。

 訪問看護師は、そういった意見をまとめられるように間をとり持つ役割がありますが、 非常にデリケートな内容であるため、患者や家族にできる限り寄り添うことが重要になってきます。

 

訪問看護師として働くメリットとデメリット

 訪問看護に必要なスキルとは、いったいどのようなものなのでしょうか。 主なスキルとして挙げられる3つについて解説します。

 

1.訪問看護師として働くメリットは?

 多くの場合、訪問看護師は数人の患者を担当する形で看護を行います。 そのため、1対1で患者と向き合う時間が長く、中身の濃い看護を提供することが可能です。

 これまで患者への看護を行う際に、「もっといろいろな看護ができるのではないか」とジレンマを抱えていた人にとっては、 やりがいを感じられる働き方だといえるでしょう。

 また、訪問する曜日や時間帯を限定して働くことも可能です。訪問看護なら、フルタイム勤務ではなく夜勤のない求人がたくさんあります。

 

2.訪問看護師として働くデメリットは?

 訪問看護師は基本的に1人で患者宅を訪問します。 そのため、ほとんどの作業を1人で行うことになります。 その場その場で判断しなければならないことが多く、病院勤務のようには医師や先輩、同僚看護師に相談することができません

 適切な処置を自力で行わなければならない、ということが大きなプレッシャーになる人もいるでしょう。 また、訪問看護ステーションの対応次第では、オンコール対応に追われる可能性もあります。

 オンコール対応とは夜間や休日など、時間外の呼び出しにも対応できるように待機しておくことで、 十分な人数がいれば交代しながら担当することができますが、体制が整っていない訪問ステーションに所属すると、 オンコール対応が頻繁になる可能性があります。

 時間外の対応に追われることを望まないのであれば、こうした点を確認しておいたほうがよいでしょう。

 

訪問看護師の適正

 訪問看護師は、病院勤務の看護師にはない幅広い業務があります。 看護師の経験があるからといっても、すべての人が訪問看護に向いているとは限りません。

 訪問看護師には適性があることも事実なので、訪問看護師に興味がある人は自分にその適性があるのかを把握することが重要です。 ここで、訪問看護師の適性について詳しく確認しておきましょう。

 

1.訪問看護師に向いている人

 訪問看護師に向いている人の条件として一番に挙げられるのは、「コミュニケーションが得意である」ということです。

 患者や家族にとって訪問看護師は最も身近に接する医療関係者になります。 病気についての不安を吐露したり、詳しい説明を聞いたりしたいとき、その第一の相手となるのが訪問看護師です。

 患者と向き合って家族を含めたサポートを行い、かかりつけ医と連携を行って適切なサービスを提供するためには、 コミュニケーション能力の高さは不可欠といえるでしょう。相手の気持ちをよく理解して話を聞くことができる思いやりの気持ちも必要です。

 訪問看護の仕事は関わる人の数が多く、主治医や患者、家族との連携が求められます。 普段の看護生活ではもちろんのこと、患者の命に関わるような事態が起こったときには、 訪問看護ステーションと密にコミュニケーションを取りながら的確な処置を行わなければなりません。

 また、家族に状況説明を行ったり、心理的なサポートを行ったりする際も、家族の気持ちを考えながら話す必要があります。 こうした場面で上手に立ち回れる人は、普段から積極的なコミュニケーションがとれているといってもいいでしょう。

 「患者と家族にとってよりよい療養環境とはどのようなものなのか」 を考えながらサービスを提供できる人は訪問看護師に向いているといえるでしょう。

 不安を感じやすい患者や家族に「この人になら任せられる」と安心してもらえるような医療知識とスキルを持っていることも大切になってきます。

 「自分から学びを深めていくような積極的な姿勢を持つ人」も、訪問看護師に向いているといえるでしょう。 訪問看護師の業務内容は非常に幅広くなっています。特に高齢者の面倒を見るとなると、ほかの患者にはない問題に直面することもあるでしょう。

 資格取得する際には知り得なかった知識も必要になってくるため、些細なこともどんどん吸収できる人は訪問看護の現場でも活躍することができます。

 「スケジュール調整など細かな管理が得意な人」も訪問看護師に適しています。 訪問看護師の業務は、患者の家族がサポートを必要としているときに発生するので、スケジュールもイレギュラーになりがちです。

 細かなスケジュール調整を苦とせず、どれだけ不規則な予定もしっかり把握できる人は、利用者からも厚い信頼を得られるでしょう。

 

2.訪問看護師に向いていない人

 訪問看護師に向いていない人としてまず挙げられるのは「誰かの指示がなければ行動を起こせない人」です。

 主治医がいない状況で看護するとなれば、当然臨機応変に動かなければならないこともあるでしょう。 患者の身に危険が及んでいるときなどは特にテキパキ動かなければなりません。 指示がなければ動けないようだと訪問看護師には向いていないでしょう。

 「最先端の医療技術や知識に触れていたい人」も訪問看護には向いていません。 訪問看護の現場というのは、高齢者の患者が多く、業務内容も生活のサポートという意味合いが強くなります。 最先端の技術や知識を身につける機会は多くありません。

 「人とのコミュニケーションが不得意な人」も訪問看護には向いていないといえるでしょう。 訪問看護は、人とコミュニケーションをとることが仕事であるといっても過言ではありません。 会話が苦手な人は、しっかり克服するための努力が必要になります。

 「不慣れな環境で働くことが苦手な人」も適していません。 訪問看護はいろいろな現場に出向く必要があるため、想定外の出来事もたくさん起こります。 どのような環境にもすぐにフィットできる人が求められます。

 

訪問看護師としての一歩を踏み出そう

 訪問看護の仕事は病院に勤務する一般的な看護師の仕事とは少し異なり、 患者さんの生活に密接な距離感で関わる必要があるため、訪問看護師ならではの適性がないと働く中でストレスを抱えてしまうかもしれません。

 訪問看護として働く際は、仕事内容や役割についてきちんと理解することが大事です。 そうすることで、訪問看護の仕事にやりがいをもって長く続けることができるでしょう。

 医療技術が進歩し、入院せずに自宅で療養できる病気やけがの範囲が広がっています。 今後、自宅療養を行う人が増えると考えられ、訪問看護師の必要性はますます高まっていくでしょう。

 病棟看護師からの転職や看護師としての復職を考えている人は、活躍が期待される訪問看護師として働くことを真剣に考えてみてはいかがでしょうか。

 

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