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【看護師】一年目の転職ってどうなの?

 「ミスばかりで毎日プリセプターに怒られている」「先輩からヒドイことを言われている」など、 看護師1年目で転職を考える人はかなり多いです。看護師なら転職先は1年目でも見つかります。

 しかし、転職だけが正解ではありません。自分の将来のためを考えたときどうすればよいのか、 この記事では悩みの解決策を解説しています。



 

1年目でも転職できる

 結論から言えば、看護師は1年目でも転職できます。 確かに1年目の看護技術では転職って難しそうですよね。しかし、それでも看護師は人手不足です。 新人や1年目でも病院は積極的に採用してくれます。

 「でも、3年は我慢しろって言われるし…

 世の中には「3年我慢しろおじさん」がたくさんいますが、これは昭和の話です。 この「3年」に特に意味がないことは平成の間に広まってきて、民間企業の転職でも「3年」にこだわる会社は減ってきています。

 さらに看護師は人手不足で、しかも1年に生まれる新人看護師の10%は転職しています。 幸いなことに、看護師1年目でも転職は可能なのです。

 ですが、ナースセンターやハローワークを利用した転職は失敗する可能性が高いです。 なぜなら、それらの転職機関では「人間関係」を調べる方法がないからです。

 看護師1年目の悩みといえば、やはり「人間関係」が最大でしょう。 夜勤や多少の残業、仕事の大変さはその分、給料になってはねかえってきます。 しかし、人間関係が悪い職場でも、「人間関係手当」は出ません。

 「プリセプターと気が合わない」に始まり、「できることが少なく自分が邪魔者のように感じる」こともあれば、 「先輩看護師に『あなたとは働きたくない』と言われた」ような新人いじめもあるでしょう。

 その病院の人間関係は、その病院に就職してみないとわからないのが実情です。 悪いときは「前の病院よりヒドイ」職場に転職してしまう可能性すらあります。

 どうせ転職するなら成功させたいですよね。それに、転職しないで済む解決策があるなら、 余計なリスクを冒す必要はありません。

 転職という最後の手段があることを前提に、「転職すべき場合」「転職せずに解決する方法がある場合」に分けて、 どのように解決すればよいか解説していきます。

 

1年目でも転職すべき場合

 1年目でも「転職すべき場合」があります。それは「新人教育がない場合」「セクハラやパワハラが横行している場合」 「違法行為がある場合」「体調に異変が現れた場合」です。 これらに当てはまるとき、我慢は絶対にいけません。すぐに転職活動を始めましょう。

 

新人教育がない場合

 新人教育がない職場に就職してしまった場合、それは直ちに転職するべきです。

 まともな病院ではプリセプターがついて、仕事を指導してもらえます。 仕事だけでなく生活や人間関係の悩みなどの相談にも乗ってくれる、教育係です。

 これがなく、いきなり臨床現場に1人で放り出されてしまった場合、その病院は辞めるしかありません。

 新人看護師は右も左もわからない状態なのが当たり前です。 まともな教育なしに現場に出すとインシデントが発生しますし、できる仕事もほとんどありません。

 「新人を放置する」時点でその病院の医療サービスへの意識の低さが見て取れますし、 あなた自身が看護師として成長する機会を失っています。 危険ですし、非常にもったいない「無駄な時間」を過ごすことになってしまいます。

 ただちに転職しましょう。

 

セクハラやパワハラが横行している

 セクハラやパワハラは残念ながらたいていの職場であります。 人権意識が低く、若い子への僻み先輩看護師もストレスをため込んでいる医師の人格に問題があるなどなかなか防ぎきるのは難しいことです。

 ですが、それを「当たり前」として放置している病院は将来性がありません。

 少なくともセクハラやパワハラについては「通報制度」があるもので、 これが機能していないのは病院に「人権意識がない」と言っても過言ではありません。 管理職にはセクハラやパワハラを防止する義務がありますが、それを果たしていません。

 「あなたとは一緒に働きたくない」
 「あなたのせいで帰れない!」

 などと罵倒されたり嫌味を言われたりするのも立派なパワハラです。 セクハラやパワハラをする人が何人もいるような場合、その病院からは転職したほうが身のためです。

 

違法行為がある

 「レセプトにウソの記載をしている」「ヘルパーや事務員にまで医療行為をさせている」など、 病院に違法行為がある場合、その病院に勤務し続けてはいけません。 違法行為に加担することになってしまいますし、国・患者・社会を敵に回すことになります。

 違法行為は遅かれ早かれバレて、理事長や院長が逮捕されることになるでしょう。 そうなっては病院の経営もあやしいですし、あなた自身のためになりません。 このような職場からは問答無用で退職するべきです。

 また、稀に「給料の遅配」がある病院もあります。給料を決まった給料日に支払わないのは違法です。 それでも給料の支払いが遅れるのは、病院の経営状態が悪いことの証拠で、 「破産の前兆」であることを知っておいてください。

 給料日に給料を支払えるほどの現金が、病院にないことを示しています。 現金が底をついたら病院は倒産しますが、「給料の遅配」はその前触れです。 ただちに転職活動を開始しましょう。

 

体調に異変が現れたとき

 「自分はうつ病にならない」と思っていませんか?実は、私もそうでした。 ですが、実際にはうつ病にかかり、何年も働けなくなるという経験をしました。

 うつ病がどれくらいヤバいかというと、金縛りを無理やり解除するような状態がずっと続き、 目がチカチカして文字が読めず、人の声が雑音のようになって言葉として理解できないなど、 「やる気が出ない」どころか「本当に仕事ができなくなってしまう」くらいです。

 その前兆として「めまい」「手足のしびれ」「眠れない」などの症状がありますが、 体調に異変が現れたら、身体や精神が悲鳴をあげている証拠です。

 本当に働けなくなってしまう前に、原因を取り除く必要があります。

 前兆の間は、何が原因か思い当たることが少ないと思います。 むしろ「もっと頑張らなきゃ」と気合を入れなおしてしまう人すらいます。

 ですが、一度うつ病になってしまっては治すのに相当な時間がかかります。 そうなる前に、何がツラいのか整理してみましょう。

 そして、解決できそうにないなら転職をおすすめします

 

転職する前に試したい解決策

 看護師の仕事自体には不満がなく、転職せずに解決できるならそれに越したことはありません。 転職すると環境が思いっきり変わってしまいますし、 特に1年目の場合は「それまで働いた数ヶ月」が完全に無駄になってしまう場合もあります。

 残念ながら人間関係の悩みはどこの職場に行ってもあります。 女性の多い職場ですから、特有のしんどさがあるのは仕方がありません。 そこで、解決策を紹介しますのでぜひ、試してみてください。

 

人間関係を良くする魔法「第一感情」

 人間関係を良くするには「第一感情」です。 もしかしたらこの方法で、怖かった先輩が優しい先輩になるかもしれません。

 第一感情とは、「うれしい」「楽しい」「寂しい」「心配だ」「ありがとう」といった、理屈の前に感じる感情です。

 看護の仕事は「理屈」や「理論」が多く、かなり理系的です。 ですが、人間はもともと「感情」の生き物です。感情を伝える手段として表情があり、言葉があるのです。 ちょっと仕事人間になりすぎてはいませんか?

 そこで、この「第一感情」を言葉にして伝えるようにしてみましょう。

 例えばインシデントを起こしそうになって、先輩看護師に助けてもらったとき。 まず「申し訳ありません」と謝ることが多いと思います。 ですが、心の中では先に「インシデントにならずに済んで安心した」という感情があるはずです。

 そこで「助けていただいてありがとうございます」と伝えてみましょう。 ただ謝るより、感情を伝えることで先輩にも「共感」が生まれます。 「仕事上の関係」が「人間同士の関係」になり、お互いの理解が進みます。つまり、仲良くなれるというわけです。

 プリセプターに限らず、他の先輩とのコミュニケーションでも、褒められたら「うれしい」、 仕事がうまくいったら「楽しい」、孤独を感じたら「寂しい」、患者さんの容態が「心配だ」と、 感情を言葉にすることを試してみてください。

 これが、人に愛されるコツなのです。

 

師長や主任に相談する

 先輩看護師にあまりにひどい暴言を吐かれたり、医師などにセクハラを受ける場合もあります。 特に先輩看護師に怒鳴られたり、「やめたら?この仕事」などと退職を促されるなどは、 本来、看護部としても放置しておけない案件のはずです。

 「チクったのがもしバレたら…

 と心配な方も多いと思いますが、まともな管理職なら「誰からの通報か」は隠す義務があることを知っています。 それに、態度の悪い先輩看護師というものは、たいてい誰に対しても同じことをしていますから、 師長や主任に相談しても、それがバレることはあまりありません。

 管理職は看護師が働きやすい環境をつくるのが仕事ですから、 あなたが相談することで、病院の人間関係が改善するかもしれません。

 それでも効果がなかったときは、仕方がありません。転職しましょう。

 

考え方を変えてみる

 「毎日怒られてばかり…この仕事に向いてないのかも…」と思い込んではいませんか?

 国試に受かった時点であなたは看護師に向いています。 このことだけは忘れないでください。

 「毎日怒られてばかり」というのも、新人ならミスが多いのは当たり前です。 ですが、プリセプターは学校の先生ほど人間がよくできた人ばかりとは限りません。 たいてい看護師3年目、4年目の先輩看護師ですが、プリセプターもまだまだ勉強中の身です。

 周りを見て「私だけが怒られている」と感じることもあるでしょう。 ですが、それはあなたがたまたま「怒るプリセプター」にあたっただけです。 他の新人は「怒らないプリセプター」にあたっただけで、仕事が完璧なわけではありません。

 賢い先輩もいれば、温厚な先輩もいますし、そうでない先輩もいます。 あなたが看護師に向いていないのではなく、先輩の性格が違うだけなのです。

 逆に「怒られない」ほうが看護師として成長できません。 先輩が「新人だからしょうがない」と見逃してしまうような場合、その新人はミスに気づくことができません。 「怒られる」からこそミスに気づき、徐々にではありますが看護技術が向上していきます。

 新人看護師が数ヶ月で急激に成長するなんてことはありません。ですが、あなたも気が付かないうちにちょっとずつ、 できることが増えていっているはずです。1年もたつ頃にはプリセプターに怒られることもかなり減っているのではないでしょうか。

 

看護師1年目の転職のやり方

 ここまでで「転職するしかない」と思った方へ、看護師1年目の転職のやり方を解説します。 「転職したい理由・希望する条件」を決め、「転職エージェントに相談する」という手順になります。 これらを詳しく解説していきます。

 

STEP1:転職したい理由を整理する

 転職したい理由今の職場を辞めたい原因を整理しましょう。

 「人間関係が悪い」「パワハラがある」「スキルが身につかない」「やりたい仕事がこの病院にない」などがあると思いますが、 もっと具体的に書き出してみましょう。

 例えば「人間関係が悪い」なら「〇〇さんに『はやく辞めてほしい』と言われた」「医師に身体を触られた」 「師長や主任は『我慢しろ』と助けてくれない」「プリセプターに無視される」などです。

 書き出してみて、上の転職する前に試したい解決策で解決できそうなものがあれば、 それを試してから転職活動をするのでも遅くないでしょう。

 解決策が思い浮かばない場合、それでもうまくいかなかった場合は、次のステップに移ります。

 

STEP2:希望条件を決める

 転職での希望条件、譲れない最低ラインを決めます。

 「給料の遅配のない病院」「パワハラ対策が機能している病院」「〇〇科がある病院」など、 「これを満たしていれば転職してもいい」という条件を書き出してみましょう。

 次のステップで転職エージェントに相談する際に、これらの条件を伝えます。 すると条件を満たした求人票を見せてもらえますので、その中から転職先を選ぶことになります。

 そんなとき「この条件もつけたい」「やっぱり条件を変える」となってしまうと、転職活動が長引いてしまいます。 その間にも優良な求人は誰かに取られていきますから、最初に条件をしっかり決めておくことが重要です。

 

STEP3:転職エージェントに登録する

 1年目の転職では、必ず転職エージェントを利用しましょう。 ナースセンターやハローワークではダメです。

 なぜかというと深い事情があるのですが、ナースセンターやハローワークは「とりあえず仕事をさせること」が義務であり、 なんなら「今の職場で我慢しなさい」というようなことも平気で言います。

 中小の病院から送られてきた求人票をそのまま見せてくれるだけで、 あなたの希望条件などお構いなしです。なぜなら、あなたが転職しても、病院が誰かを採用できても、 ナースセンターやハローワークは1円も儲からない仕組みになっているからです。

 一方で転職エージェントは看護師は無料ですが、病院は有料です。 つまり、病院が満足する転職を実現しなければならないのですが、もし転職した看護師がまたすぐに辞めてしまったら、 病院側は怒りますよね。もうその転職エージェントに求人票を出さないかもしれません。

 ですから、転職エージェントは徹底的にあなたの希望条件に合った転職先を探してくれます。 履歴書の書き方も、面接の話し方も、転職エージェントなら教えてくれます。

 しかも病院内部の人間関係も知っていることが多いですから、 ナースセンターやハローワークでは決して教えてもらえないことも、転職エージェントなら教えてくれます。

 これをあなたは完全無料で利用することができますから、使わない手はありませんよね。

 →ナースセンターより転職エージェントが良い理由

 

看護師自体を辞めたいときは?

 「もう看護師自体がイヤだ」と思ったときは、どうすればいいでしょうか。 転職したい理由が人間関係や病院の体制ではなく、「医療分野」「看護」自体に関わりたくない場合です。

 完全に異業種に転職する場合、もはや経験は関係ありません。 どんな仕事があるでしょうか。

転職先月給残業休日仕事のキツさ
介護士20~25万円少ない110日程度★★★★
保育士20~25万円少ない110~120日程度★★★
事務職15~20万円少ない120日程度
営業職30万円~多い110~120日程度★★★★★
飲食店15~20万円非常に多い100日未満★★★★
販売員15~20万円少ない100日未満★★
プログラマー30万円~多い120日程度★★★★

 看護師を辞めて転職する場合、人気なのはこれらの仕事です。 ただ、営業職とプログラマーを除いて給料は大きく下がります。 また、介護士や保育士は「看護師資格」と「臨床経験5年」があれば高待遇の求人もあります。

 これらの仕事について、詳しくは他業種への転職ってどうなの?という記事で詳しく解説しています。

 

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